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プロフィール

鷹山あきら

Author:鷹山あきら
旧自立支援法の介護屋でした。重度知的障害者の方への、地域日常生活支援をしておりました。

本人は先天性心疾患があり、近年、急変。
先天性大動脈弁膜症・弁閉鎖不全・弁狭窄・二尖弁の悪化で、2010年7月に人工弁置換済み。最重度の身体障害者になりました。

ずっと障害者総合支援法の介護屋を続けたいと思いましたが、不能になりました。

妻は精神障害者で、寝たきりに近い状態です。
様々な支援者の方に助けられ、私たち夫婦は何とか生活しています。

2014年1月、やむなく(障害年金だけで生活は出来ません。フルタイムでは私は働くことが不能になりました。)病院の看護助手のパートに切り替えました。2015年1月、老健の通所に切り替え、2016年3月、老健も不能になり、仕事探しに苦慮しています。障害者って、使いにくいのですかね。どこも1年ほどでお役御免になってしまいます。


日々こもごも。色々な雑談を。

LOVEROGからの引越しです。(妻は元SEなのです)



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マイコプラズマと、RS

今、わいわい騒いでいますね。




マイコプラズマ肺炎



RSウィルス感染症





えーと。マイコプラズマも、RSも、どこにでもいるもので、マイコプラズマは、ウィルスではありません。細菌程は大きくないので、まあ、微生物と言ったところでしょうか。

RSはウィルスです。細菌ではありません。

RSの方は、乳幼児はほぼ誰でも一度はかかります。ウィルスですから、その後は、ある程度抗体が出来ます。昔は、風邪と思われていたものが、医学の進歩に寄って、検出できるようになったようです。
小学生くらいからは、罹れません。ここ、大切。
体力やら、何やらの関係で、乳幼児、3歳くらい迄しか罹れないんです。
高齢者の方にも、体力が落ちている方は有りますが、RSには罹れません。

乳幼児の場合は、普通は、高熱と、水っぽい鼻水が続きますから、普通は風邪だと思って、保護者の方は、医療機関に行くでしょう。ですから、そんなにわいわい騒がなくてもよいのです。


マイコプラズマは、肺炎を起こす微生物ですが、これは30代くらいの若い人までが、比較的罹りやすいのですが、高齢者の方でも罹らない訳ではありません。
うちのホームの利用者の方が、通所する、日中生活介護施設で、10月頃多発しました。
隣のホームの利用者さんは、感染し、発症、入院になりました。

が。これも余り騒がないで下さい。

非常に体力が落ちている方が発症し、放置しておいた場合、何事か起こる可能性は無くはないのですけれど、犯人がマイコプラズマだ と言う事は、比較的すぐ判ります。

症状は、まずは微熱と咳、咳も、痰は伴わず、空咳です。微熱、倦怠感、頭痛、空咳等が、1週間続いたら、ちょっと医療機関を受診されると良いかもしれません。

大抵は、レントゲンと、血液検査で判明します。レントゲンには影が出来ます。炎症を起こしているからです。
血液検査をします。マイコプラズマに抗体反応があるか、無いかを見ます。
一緒に、白血球、CRP(炎症値)も上がりますね。
炎症が起こっていると、白血球は退治しようと増えますし、炎症値は、1ケタ迄上がります。
(CRP 0.8くらいまでが確か正常。手術直後の私、5位まで上がって、なかなか下がりませんでした。数か月下がらなかったです。)

マイコプラズマ抗体反応+、影が消えない、となれば、一般的には、ジスロマックを処方されます。マイコプラズマに比較的強い抗菌剤です。大抵は、5日分セットで処方されますから、指示通りに飲んで下さい。

高熱迄行ってしまった方は、念の為、入院で治療する事もありますが、マイコプラズマの起こす肺炎は比較的おとなしい肺炎です。余程放置しない限りは、そうそう生命に別条があるものではありません。

ちょっとマスコミ、騒ぎ過ぎです。

うちのホームでも、感染症に寄る肺炎を起こした方がありました。
コーヒーさんです。

かなり前の記事になりますが、戻って下さると、10月頃に、記事が残っていると思います。
コーヒーさんは、マイコプラズマではありませんでした。
彼は、結構体力があるので、微熱が続く程度でした。
しかし、ちょっとおかしいな と思い、(微熱が最終的には、1カ月続きました。)結核?(今でもまだ、結核に罹る方あります。)感染症?と思い、ご家族に医療機関に連れて行っていただいたところ、確かに、肺に影があり、いつも元気な方ですから、正常な時の肺のレントゲン写真がありませんで。いつもの状態で、影があるのか、無いのか、しばらく判りませんでした。
影って、炎症の時がほとんどですが、稀に、撮影の角度などで、病変ではない影が映る事もあるのです。

とにかくジスロマックを処方して下さり、血液検査をして下さいました。
血液検査の結果は、マイコプラズマ抗体-でした。
でも、影が消えない。
で、感染症の為の抗菌剤は他にもありますので…
医師の方が、ジスロマックが効かないなら、こちらだろう と処方して下さったのが、クラリスでした。クラリスも、抗菌剤です。

ジスロマックは、比較的広く感染症をカバーしますが、効かないウィルス、細菌もあるのです。
(私も10数年前、高熱と、CRPの急上昇、白血球が最終的に16,500程度まで上がり、ジスロマックで、収束させていただいた事がありますから、マイコプラズマだったかもしれませんね。当時は、原因究明するよりも、とにかく治す事をしたようで、マイコプラズマ抗体の検査はしませんでしたっけ。私はジスロマックで収束しました。1週間くらい、仕事が出来ませんでしたけど。)

コーヒーさんは、クラリスで影が消えて、体調も戻り、「マイコプラズマではない、別の感染症」であったろう と言う事で、収束しました。

高熱は出ていませんでしたから、もう少しマイルドなウィルスか、細菌だったのかもしれませんね。


勿論、肺炎を起こしている場合は、放置していたら、治りません。医療機関に行く事は必要です。これは必ず、必要です。

が、マスコミがわいわい騒いでいる程、凄まじい感染症ではないので、余りむやみに怖がらないでください。昔は、オリンピック感染症 等と呼ばれ、4年周期で、大流行 と医療機関では知られていた感染症です。今年は4年目なのかな?ちと知りませんが。

で、肺炎を起こすと、(マイコプラズマで)医療機関で、掲示してある『肺炎球菌による肺炎を防ぐワクチンを打ちましょう』と言う、ポスターが気になります。



肺炎球菌ワクチン


肺炎球菌

こんなのですね。



肺炎球菌はまあ、細菌です。子供さんが罹るケースもなくはないのですが…その場合は、ワクチンが違います。

肺炎球菌ワクチンを接種すれば、『全ての肺炎に罹らない』訳ではなくて、肺炎球菌による肺炎を予防する事が出来ると言う事です。

ですから肺炎球菌ワクチンを接種していても、RSやら、マイコプラズマやらによる肺炎、その他の原因に寄る肺炎は、予防できません。
一般的には、60歳以上の高齢者の方には、肺炎に寄る死亡を防ぐ為には、かなり有効です。
一番大切なのは、体力が落ちないように、普通の生活をする事なんですけどね。

又、一部の疾患のある方にもある程度推奨されています。
私は心臓機能障害ですから、打っておいても良いかなと思う時もありますが、風邪もめったに引かないで済んでいるので、もう少し高齢になってから、打とうかな と思っています。

マイコプラズマ肺炎が気になって、肺炎球菌ワクチンのポスターを見た保護者の方(コーヒーさんのご両親とか。ほんとです。)コーヒーさんは、知的障害者ですけれど、心配して、『打たせようかと思っているんですけど。』と言われ、ちょっと苦笑してしまいました。

『お母さん、肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌が原因の肺炎にしか効きません。肺炎球菌で、肺炎を起こす確率の高い方は、いわゆる高齢者の方です。ご両親にはお勧めしますが、コーヒーさんには、まだ、必要ないでしょう』と申し上げた事でした。

自費なんです。
大体、効果は5年くらい。

商売柄、B型肝炎の予防接種していますが、やはり5年くらいで、効力が落ちてしまいます。
初めて打った時は、B型肝炎発症をしている方があるのに、何の対策もしていない入所施設に勤務している時でした。
初めて打つと、抗体が付くまで、1年ほどかけて、3回?打って、血液検査で確認しますから、都合30,000円程、自費で費用がかかりました。

一回しておくと、次からは、1回の接種で済みまして、8,000円位でしょうか。

肺炎球菌も同じで、5年ごとに血液検査をして、効力が無くなっていたら、再び打たないと効果が保持できません。一回だけ打って安心してはダメなんです。


知的障害のある方は、なかなか的確に、ご自分の体調の変化、不調、を、訴えられませんから、保護者の方、支援者は、注意は必要ですけれど、マスコミ騒いだ時だけ、注意してもダメなんです。
新型インフルエンザが明らかになった時、かなりわーわー騒ぎましたけど、その後、インフルエンザの予防接種を忘れてしまっている方があったら、是非、接種をして下さい。

今でも、新型インフルエンザは一定数の方が、罹っています。今のインフルエンザワクチンは、新型インフルエンザも想定して作られています。


今年、インフルエンザワクチンを接種していない、知的障害のある方の支援者の方、ご家族様、ご本人に接種をしてあげて下さいね。
勿論、ご自分も接種を忘れずに。

接種してから、効果が出るまで、2週間から3週間かかります。
流行がやって来てから、打っても間に合いません。

と言う訳で、現場の介護屋が偉そうですが、恐れず、正確な知識を持って、予防する と言う様に対応していただけば嬉しい と思います。
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