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プロフィール

鷹山あきら

Author:鷹山あきら
旧自立支援法の介護屋でした。重度知的障害者の方への、地域日常生活支援をしておりました。

本人は先天性心疾患があり、近年、急変。
先天性大動脈弁膜症・弁閉鎖不全・弁狭窄・二尖弁の悪化で、2010年7月に人工弁置換済み。最重度の身体障害者になりました。

ずっと障害者総合支援法の介護屋を続けたいと思いましたが、不能になりました。

妻は精神障害者で、寝たきりに近い状態です。
様々な支援者の方に助けられ、私たち夫婦は何とか生活しています。

2014年1月、やむなく(障害年金だけで生活は出来ません。フルタイムでは私は働くことが不能になりました。)病院の看護助手のパートに切り替えました。2015年1月、老健の通所に切り替え、2016年3月、老健も不能になり、仕事探しに苦慮しています。障害者って、使いにくいのですかね。どこも1年ほどでお役御免になってしまいます。


日々こもごも。色々な雑談を。

LOVEROGからの引越しです。(妻は元SEなのです)



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CDラジカセ
コーヒーさんの自室には、CDラジカセがあります。昔風?のヤツで、ラジオとテープとCDが聞けるようになっているタイプです。いまどき、テープはない?ラジオをCDだけだったかな?

彼は、テレビも持っていて、テレビとラジオは良く聞いています。チャンネルが合わせられるわけではなく、適当にいじるので、ボリュームも怪しいですし、テレビなんかは、下手をするとチャンネル合わせの画面をいじってしまって、訳の分からないチャンネルに化けている事も良くあります。われわれが時々あわせなおします。

で、コーヒーさんは、何かを系統的に覚えるという点では、かなり重度な訳です。チャンネルを合わせる、ボリュームを合わせるという事が覚えられません。だから、CDなんかは自力では聞けないだろうと信じていました。
ので、彼の部屋にはCDは置いていません。リビングで彼が持参したCDなんかは時々掛けて聞いてもらっていました。

今般、今年度の個別支援計画なんかがありまして、相棒がコーヒーさんの支援計画を書きました。自らの希望を表現する事が上手になったので、より発展させて などと言う事が、おもに書いてありました。大いに賛成です。
その中に、カッコ書きで、CD、テレビ、おもちゃ とかなんとか書いてあった様な…
その瞬間、ふと思いついたのです。コーヒーさん、自力でCD聞けるかも知れない と。

彼が自室で主体的に楽しめるものは、実は増えてきています。最初はテレビとラジオだけでした。それにこちらで新しく加えたものに、グラビア写真集があります。可愛いアイドルなんかの写真集です。新作は高いので、中古で買ってきます。モーニング娘(なんで、。がついているんですかね?)とかスピードとか、少し前のアイドルで(中古の店だから)かわいい感じで、人数がまとまっているのが好きらしいです。お気に入りのページなんかは、毎朝、ちゃんと枕の上に広げてから、通所に行きます。それなりに理解して楽しんでいるんです。

CDプレイヤー、操作できるでしょうか?
ラジオは簡単です。スイッチ入れて、チャンネル合わせのところをぐるぐる回して、聞きたいものが見つかったら、そこで止めれば良いです。
CD聞くには、ふたを開けて、CDを入れて、ふたを閉めて、CDに切り替えて、再生ボタンを押して、ボリューム合わせて と結構複雑です。操作できるはずがないと思っていた我々世話人。
そもそも私自身が、コーヒーさんの部屋のCDラジカセ、操作できませんから。

ともかく、何とかなるかも知れないし、駄目なら、こっちで掛けてやろうか、とか思いつつ、個別支援計画の翌週にコーヒーさんの部屋に、本人持参のCDを用意してみました。
本人を呼んで、CDを見せて、一枚掛けてみました。
私がやった事はそれだけ。

で、翌日。

相棒がびっくりしたメモを残してありました。
気に入った作品を自力で繰り返し聴いている と言うのです。繰り返しボタンなんぞ、私には分からない。本人は分かる。
お母さんに問い合わせてみました。「コーヒーさんは、自宅でこのCDラジカセを使っていた事がありますか?」
無いそうです。GHが出来た時に、新品で買って、そのまま持参したので、自宅でCD再生した経験はない。このプレイヤーでは。
良く聞くと、昔から機械は得意で、何台も自分で操作しては、テープも駄目にし、機械も壊し、してきたらしいです。初めての機械でも、自分が聞きたいと思えば、あちこちいじってみては、どうにか操作、覚えちゃうらしいんです。

これはね。結構驚きました。

使ったCDですけど、箪笥の上にどさっと置いてあります。箪笥の上は、彼にとっては、片づけ場所なんです。写真集は箪笥の上に片付けるのがお約束。勿論、綺麗に整頓してある訳ではありません。どさっと置いてある。でも、彼の力なりにちゃんと片付けているのです。
彼は、使ったCDは片付けなくては と思ったのでしょう。箪笥の上に置いたのです。

箪笥の上でも良いのですが、また、思いつきました。片づけ箱を作ろうと。
若い相棒に聞いたら、100円ショップなんかでも、プラスチックのCDの幅になっている籠というか、箱が売っている と言うので、早速、サポートさんと買いに行かせました。
本人に選ばせたら、黄色を選んできました。黄色、本人のお気に入りの色です。
で、早速組み立てて、部屋のCDを置いてある座卓の上に置き、CDを中に入れてみました。

御想像の通りでして、翌日から、CDはその片付け箱の中に入っています。ただし。CDケースの中からCDは出せるのですが、元のケースにしまう事はちょっと無理。どの絵柄のものがどのケースだか分かりませんから。文字、読めません。書けません。会話は普通に理解しますが、識字文化はない。ので、ケースには戻してありません。それは我々世話人が戻します。傷ついちゃいますしね。

という訳で、自宅からも本人気に入りのCDを少し持ってきてもらいました。あとは、写真集を買う中古屋でCDも中古が売っているので、それを時々、サポートさんと買いに行きましょう。案外、不思議なのを聞くかも知れませんし。

彼が来たばかりの4年前だったら、これは無理だったと思います。
4年の歴史があって、彼が獲得したことだろう と我々は思っています。
何しろ、来た当時、洗濯物を自室に持っていかせると、床にばらまいてあったのですよ。今は、怪しいながら、箪笥の中に自力で入れています。肌着は肌着らしきところに、ズボンはズボンらしきところに。Tシャツとトレーナーみたいな区別のつきにくいものはごちゃごちゃですし、気がない時は、箪笥の上に置きっぱなしだったりいろいろですが、とにかく床にばらまく事はなくなった。
我々がした事は、毎日懲りずに、彼に持って行かせて、彼と一緒に箪笥の引出しに片付けるところを見せて、という、ごく単純な事です。
どうせ出来ない とか思っちゃいけないのね。
本人が嫌でたまらないのなら、多少考えますが、本人はいわゆる家事雑用が大好きなので、喜々としてやってくれます。得意そうです。それならやってもらった方が良いですし。

そのうち、DVDもやってみようか と思っています。懐かしのアニメをリビングで掛けますが、掛けてくれ とか、これが見たい と言う合図をします。独特な合図ですが、掛けている私に通じるから良いのです。で、掛けると彼なりに楽しみます。じーっとみている訳じゃないのですけどね。彼なりに楽しむ。
DVDの再生だけ と言う単純な安物の機械があるそうです。これは相棒情報。ごく安物で数千円で買えるとか、リモコンとかはなくて、スイッチで操作するらしいです。リモコンと本体の関係は理解出来ませんから、スイッチの方が都合がよいです。いつかやってみましょう。

DVDは今、ワンピースさんに導入しようと思って、準備中なんですけど。



さて。

最後に悲しい記事(このブログのシリーズではありませんが。)をインターネット上で見つけたので、こういう事もあるのかな と思って、ちょっと記します。

掲示板のようなところで、発達障害のある方らしき方で、どうもいわゆる軽度の方かな?と思われる方が、問題提起をしていました。支援人が好き嫌いで差別をするという様な記事でした。

それに対して、建設的な意見とか、支援側の意見とか出ている訳ですが、強烈なのが一つありました。

どうも当事者の方らしいです。「当たり前です」とある。通所でも支援員は好き嫌いで判断するし、体罰もするし、当事者を差別している、入所施設は刑務所と同じ と言う様な事が書かれています。
別のスレッドを見ると、「入所は刑務所と同じ。地域で自宅で暮らすのが一番なのは自明。」と書かれています。

余程障害者福祉に反感を持った当事者の方のようです。どうも発達障害の方みたいですね。しかも知的障害を併発していない方。

私は知的障害を併発していない、発達障害の方の支援にはかかわった事がありません。どちらかと言うと、かなり重度の知的障害を持った方の支援が専門です。軽度の方、知的障害の無い発達障害の方(知的障害がなくても、発達障害重度 と言う方もあるようです。)の事は全然分かりません。

この記事読んで思ったのは、およそ障害者福祉とか、支援とか言うと、一元的に世間の人は考えるのですが、高齢者福祉が一律でない様に、障害者福祉もそれぞれスキルに専門性があります。マッチしていないと、えらい事が起こるだろうな と言うか、現実に起こっているのも、いくつも見ているわけで…私がですね。見てる訳です。で、あちこちめぐって、今の職場でやっとまともな仕事が出来ているという事で。

当事者の方、いろいろ思う事があるのだろうと思います。
俗にプロは言うのですが、重度の方は簡単、軽度の方は難しい と言います。私もそう思います。軽度の方へのスキルは重度の方へのスキルと全然違います。
同様に、知的障害のある方と、純粋に発達障害だけの方(これ、かなり世間で暮らしにくいらしいです。理解されないらしいです。)への支援のスキルも全然違います。
でも、知的障害者支援と言えば、もう全部一緒くたです。下手をすると障害者支援で、知的障害も、身体障害も、精神障害も、内部障害も、視覚障害も、聴覚障害も全部まとめてがらがらぽん!という場合もあります。

当事者の方もね。障害があるのですから、出来ない事、理解不可能な事、いろいろ暮らしにくい事があると思いますが、何らかの形で、支援者が全員がらがらぽん!ではない事を分かって下さると良いな とちょっと思いました。
支援は選べます。でも、選ぶ権利のある方に、的確な支援を選んでもらうには、選ぶ事に又、支援が必要です。なかなか当事者主体、選ぶ権利 と言っても、行使できない方がかなりの数いる事は事実ですね。

うちの利用者も、楽しく暮らしてくれているけれど、本人が「このGHが良い」と言って、いくつもの支援形態からうちのGHを選んだ訳ではありません。
だからこそ、仕事はちゃんとしなくちゃ と思う訳です。
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