bgcolor="#797979" background="http://templates.blog.fc2.com/template/hiphop/bg.gif">






プロフィール

鷹山あきら

Author:鷹山あきら
旧自立支援法の介護屋でした。重度知的障害者の方への、地域日常生活支援をしておりました。

本人は先天性心疾患があり、近年、急変。
先天性大動脈弁膜症・弁閉鎖不全・弁狭窄・二尖弁の悪化で、2010年7月に人工弁置換済み。最重度の身体障害者になりました。

ずっと障害者総合支援法の介護屋を続けたいと思いましたが、不能になりました。

妻は精神障害者で、寝たきりに近い状態です。
様々な支援者の方に助けられ、私たち夫婦は何とか生活しています。

2014年1月、やむなく(障害年金だけで生活は出来ません。フルタイムでは私は働くことが不能になりました。)病院の看護助手のパートに切り替えました。2015年1月、老健の通所に切り替え、2016年3月、老健も不能になり、仕事探しに苦慮しています。障害者って、使いにくいのですかね。どこも1年ほどでお役御免になってしまいます。


日々こもごも。色々な雑談を。

LOVEROGからの引越しです。(妻は元SEなのです)



最新記事



カレンダー

03 | 2020/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -



カテゴリ



リンク

このブログをリンクに追加する



QRコード

QR



まだまだ続く布団騒動
のんびりさんの布団は温かくなりました。ゆったり寝られるようになったかな?と言うと、全く改善されていません。昼間、通所先では毎日昼寝をしています。

はて?と思い、昨夜、じっくり観察してみました。

のんびりさんは以前は23時に布団に入っていましたが、睡眠時間が足りない様子が顕著で、22時に布団に入れる様に工夫した話は以前書きましたかね?
今は、22時に布団に入っています。

じゃあ、眠るようになったか?と言うと、全く眠りません。いろいろ様子を見たところ、どうも午前3時ころが寝付く時間のようなのです。朝は7時前には起きます。

え?ナポレオン?
睡眠障害?

かなり悩んだ私は昨夜、1時半ころ、あえてのんびりさんの部屋を開けてみました。われわれが巡回するので、気になって眠れないのでは?という事で、あえて巡回しないでいたのですが、それどころの話じゃありません。毎日3時間の睡眠で健康に暮らしていける成人病満載の人って、余り想像つかないでしょう?一度風邪をひくと免疫力、抵抗力がないので、すぐ10日くらいは寝込む羽目になる人なのです。

十分かつ適切な栄養と、十分な休養は人間の生活、健康に不可欠です。3時間睡眠で通所先ではしょっちゅう昼寝 では先が思いやられます。

で、1時半に覗くとすっきり起きています。全然寝ているというか、寝る気がありません。寝る努力中という様子もない。布団に入って何やら楽しい事でも呟いて遊んでいる様子です。

ここで、かなり深く考えました。

のんびりさんは、理由は知りませんが、暖房関係の電化製品のスイッチが入っている事が我慢できません。全部切ってしまいます。のんびりさんの部屋だけ氷のようです。何度つけてもその場で切るので、どんな高価な設備も意味がありません。
なので、布団を厚くした訳ですね。

ところが。

のんびりさん本人は、ダウン症候群なので、感覚が鈍いんです。寒さを感じる事が鈍いんです。手足は氷のように冷たいのに、本人は寒いと感じていません。だから、暖房切っちゃうんです。

じゃあ、代謝が良くて、体の中から温かいか というと、彼の平熱は34度台です。すごく低い。血圧も低い。立ちくらみなんか良く起こします。ちょっと疲れると生あくびで動けなくなります。
糖尿病、痛風、中性脂肪高値ですから、成人病のデパートです。(おまけに低血圧、肥満、メタボリックシンドロームです。)
代謝が悪いので、カロリー消費しませんから、ほんの少し食べ過ぎただけですぐ太り、戻りません。ホームでの食事はご飯は大匙に2杯です。普通のカレーライス食べるスプーンありますよね?あれに2杯です。本当です。でないとどんどん太ってしまうのです。

というくらい、代謝の悪い人なので、氷のような部屋で過ごしているうちに、体のしんそこから冷え切ってしまっている訳です。電化製品のスイッチを切ってしまうので、夜具も温める事が出来ません。

人間、温かい状態で眠りに就く事が出来ます。体温が下がって目が覚めます。それが睡眠の科学です。という事は、体は冷え切っている、夜具もべらぼうに冷たい状態で横になっても眠れるはずがない という事にやっとのことで、気づきました。

これが昨夜の考察です。

さて。

どうしましょうか?

寝てから暖房器具などのスイッチを入れる事は出来ますが、体も冷えていますので、眠りが浅くすぐ気付きます。スイッチをいれられたと思うと、すぐ起き上がって消します。意味ないです。
又、眠る時に体温上昇が必要なのであって、眠ってからは保温すればよろしい訳です。ですから、眠ってからの加熱?は余り意味がありません。

寝る時に、本人と夜具を加熱したいんです。

これはですね。昔ながらの器具の力を借りましょう。
湯たんぽ。
布団を敷くのは、21時です。布団に入るのは22時です。布団を敷いたら、湯たんぽを入れてもらう。
ポイントは、「寝る時は出してね」と言う事です。
邪魔なもので、理解できないものが入っていたら眠りません。当然のように出すと思います。
のんびりさんは、蒸しタオルでひどい低温やけどになった事があります。ダウン症候群の方、皮膚も薄いです。湯たんぽなんかに足を乗せて眠ったら、一発で低温やけどです。
本人も理解できないものが入っている布団では寝ないでしょう。
両方の意味から、「寝る時は布団から出すんだよ。」と言うのは、的確なんです。

出してしまう訳ですから、2個買おうと思っています。おなか用、足用とします。本人にヘルパーさんと買いに行かせます。自分が買ったものは納得して使えますが、他人が用意したものは納得しません。品物は似たり寄ったりですから、ヘルパーさんに任せておけば大丈夫。本人が選んだという事の方が大切。

これで夜具は温まるめどが立ちました。

今度は本人を温めなくてはいけません。
寝る前に風呂に入れる というのは、アイディアなのですが、いろいろと長い歴史があって、本人は17時に風呂に入ります。家庭での習慣です。勿論17時に風呂に入ろうと決心するので、実際に風呂に入るのは18時近くですけど。
それをむやみに20時にしろ、とか、21時にしろ、とか言っても、何十年の習慣を変えさせるにはダウン症候群の中年の人は納得しません。言葉や理屈で説明して通じる能力がある人なら根気よく説明する事が出来ますが、のんびりさんは、言葉はありますが、言葉で理解は出来ません。説明しても混乱するだけです。

はい。わかりました。
夜のイベント、作ります。
寝る前に、足湯をさせます。
世話人と遊ぶのが好きですから、世話人が付き合って、冗談言いながら、カランの湯を出しっぱなしにしながら、15分足湯をさせます。

で、これらの新しい習慣について、彼の生活のよりどころになっている「スケジュール表」を書き換えます。

このスケジュール表は、物理的には不可能な時間割が書いてあります。彼がその時間割を見て行動した結果が適切になるように、わざわざ物理的に不能な時間が書いてあるんです。

夜の予定に、「布団を敷く」の類の一連の行動が書いてあります。その後ろに「足、お風呂」と書きましょうか。
湯たんぽの用意はこちらでします。彼が布団を敷くときに間に合い、1時間で布団が温める温度に設定した湯たんぽをこちらで持っていく方策が出来ますので、そうしましょう。

で、本人は湯たんぽを入れて、寝る前に出して気が済み、体と夜具が温まっている状態が作れる という予定なのですが?

さて。

成功するでしょうかね?

自宅の床暖房は正解みたいなんですが、GHの自室のホットカーペットはNGみたいなんですね。スイッチがつけっぱなしという事で、間違いなのでしょうかね?本人はなぜだめ(切ってしまう)のか説明できませんからわかりませんが、どうやっても消してしまう事はわかりましたので、つけようと思ってはダメなんです。

ご家族は、心配して(当地もGHは施設扱いと言う事になり、防火対策工事、防火じゅうたん、防火カーテンが義務付けられました。)ホットカーペットに防火認定のカバーをつけて、設置されていますが、本人がホットカーペットを使う事は絶対にありません。無駄だとは思ったのですが、「つけるかも知れない」と思う親、「説明すれば分かるはず」と思う親に、「いや、絶対につけません。説明しても理解できないから無駄です。」とは言えないし、言うべきものでもありません。

設備したい親御さんの気持ちはそれはそれで大切です。
でも、運用するのは、われわれ世話人ですから、カーペットのスイッチを切ってしまうから何もできない という訳にはいかないんです。

昨年の暮れから、のんびりさんの睡眠時間についてはかなり苦労していますが、もうあの手この手で、思いつく限りの事を試して、本人が納得してくれることを探すしかありませんね。

幾らなんでもナポレオンは困る。
大いに困る。
スポンサーサイト





コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック