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プロフィール

鷹山あきら

Author:鷹山あきら
旧自立支援法の介護屋でした。重度知的障害者の方への、地域日常生活支援をしておりました。

本人は先天性心疾患があり、近年、急変。
先天性大動脈弁膜症・弁閉鎖不全・弁狭窄・二尖弁の悪化で、2010年7月に人工弁置換済み。最重度の身体障害者になりました。

ずっと障害者総合支援法の介護屋を続けたいと思いましたが、不能になりました。

妻は精神障害者で、寝たきりに近い状態です。
様々な支援者の方に助けられ、私たち夫婦は何とか生活しています。

2014年1月、やむなく(障害年金だけで生活は出来ません。フルタイムでは私は働くことが不能になりました。)病院の看護助手のパートに切り替えました。2015年1月、老健の通所に切り替え、2016年3月、老健も不能になり、仕事探しに苦慮しています。障害者って、使いにくいのですかね。どこも1年ほどでお役御免になってしまいます。


日々こもごも。色々な雑談を。

LOVEROGからの引越しです。(妻は元SEなのです)



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TVの音量と目覚まし時計
ワンピースさんのTVの音量は凄まじいです。向こう三軒両隣に響きわたります。

音が大きいよ!と、指示していたのですが、2ヶ月目にしてやっと気付きました。

彼の障害特性で、音がどう聞こえているのか、は、分かりませんが、彼は闇雲に大きい音にしているのではありませんでした。

音量メモリで決めていたのです。その音量が60。小さくして!と言うと30。早く気付かない私も私ですけど。

音量は15!と指示する様にしたら、ちゃんと15にするので、結果的に音量が下がる。

60の半分が30と言う知恵があるのか迄は不明なんですが、ゼロがある事に拘るなら20にしようか?と考えていましたけれど、15でいけそうです。

数字で決めていたのに気付く迄が遅すぎますね。私。相棒は気付いていませんでした。


同じ様な話がもう一つあります。

のんびりさんはスケジュール表に従って生活するのが好みです。が、実行出来るかと言うと出来ません。

何故なら、何時に何々をします、と書いてあると、その時間あたりから、の~んびり取りかかります。だからいつも遅くなります。

これにはかなり早く気付きまして、要所要所で彼が取りかかれば良い時間を書き、間に合う様に支援を入れています。

で、起床時間。

無闇に遅いヒトだと思っていた頃、6時20分と書きました。色々観察したところ、6時45分に起こせば間に合う事が分かりました。それからはそうしています。
がしかし、なんです。本人が6時20分に目覚ましをかけてしまい、何度45分に直してもダメです。夜寝るのが遅いので、その30分は眠っていて貰わないとばてるんですもの。

じゃあ、6時20分にベルが鳴ると自分で起きるかと言えば起きません。世話人が起こしに行くと起きます。起こしてくれるのを待っているんです。6時20分に目覚ましかける意味なんぞは、全然ないんです。

これも話は簡単でした。スケジュール表に6時20分と書いてあるから、幾らこっそり45分にしても、彼の中では間違っているので何度でも正しくしてしまう訳です。

スケジュール表を書き換えれば良いのです。理由の説明は要らない。

ある夜書き換えました。

のんびりさん!新しいの作ってあげようか?と話ながら6時45分に書き換えました。他の事はそのままです。実際にはそのスケジュールは時間的に不能なスケジュールなんですが、それを見て、のんびりさんが実際の行動を的確に出来れば良いのです。

翌朝。

6時20分にベルが鳴ったと同時に部屋に行きました。6時20分に鳴ったな!と冗談めかして言いまして、スケジュール表を見せました。45分だよ!ほら!と言う訳です。
本人は、6時20分?とか、混乱していましたが、ううん、違うよ、6時45分、と又伝えて、ほら、直して!直して!と時計を渡しました。本人せっせと直しています。

で今度は45分にベルが鳴った頃再び行き、鳴ったか?と聞く。鳴ってますから、うん!と返って来ました。
その翌朝からぴたり!と、6時20分にベルが鳴るのが止まりました。

重度の知的障害を持った方、闇雲に意味がない事に拘っている様に思える時があるのですが、実はかなりの確率で本人なりの理由があります。例えそれが宇宙の理屈であっても。

正しい理屈を説明して理解出来れば、もちろんその方が良いに決まっていますが、理解出来ないから重度なんです。

とすれば、その方が理解出来る理屈の中で支援するのが我々の仕事じゃないかと思います。昔、駆け出しの頃、上司に、まず観察しなくちゃダメだ、と、散々指導して貰いました。その意味がやっと今分かる様な気がします。

闇雲に大きい音量ではありませんでした。
本人が時間を決めて断固として拘って、意味の無い時間に目覚ましを掛けているのではありませんでした。こういう事は山ほどあります。

いかに本人さんの宇宙の理屈を満たしながら、相応しい方向に持って行くか、は、重度知的障害を持った方々への生活支援者には必要なスキルだろうと思います。

昨夜、のんびりさんは自宅に帰ったので、こっそり目覚ましを見てみました。しっかり6時45分のままになっています(^-^)

ああ、良かった♪

ワンピースさんの、音量は15だよ!も、程なく定着すると思います。ちなみに二人の障害特性は全然違いますよ。自閉症だと思った方、自閉症の方だけが宇宙の理屈を持っている訳ではありません。重度の方でも少し自分で考えて行動出来る能力がある方に起こりやすいのは事実ですが。もっと重い方は思考が単純ですから、別の意味の支援が必要になって来ます。うちのホームで言えば、殿様とコーヒーさんが比較的重い重度さんに当たるでしょう。

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